トトカルチョ、宝くじに賭ける人々
トトカルチョ、宝くじに賭ける人々
タイで御法度なもの、それはギャンブルです。でもタイ人はギャンブルが大好き。ギャンブルの代表選手、それはカジノ。タイ国内にはカジノは一軒もありません。その代わりタイと国境を接した国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、これらの国と道路で結ばれている相手側の町にカジノはあります。タイ人目当てです。週末にもなるとカジノホテルに泊まりギャンブルに興じるタイ人が大勢。特に華僑系のオバサン達が目に付きます。それも賭け金は半端な額では無く、一回に千ドル二千ドルと賭けるのです。
タイ国内に目を向けると、一番人気があるのはサッカーのトトカルチョ。でもトトカルチョは買わない。タイ国内にマフィアのノミ屋がいるわけ。ヨーロッパリーグが始まるともう大変。タイ名物の交通渋滞がいつもは11時頃まで続くのに8時に解消。みんな家に帰ってテレビ鑑賞。いいじゃない健全で?とんでもない。殆どの人が賭けてるの!タイ名物キックボクシング。リングサイド、二階の一般席、汗がムンムン、大きな渦のような歓声。全員賭けている。麻雀を賭けないでどこが面白いと言われますが、これも同じ。賭けないでエキサイトするのは頭がおかしい。これもキックボクシングのスタジアムに警察とつながったマフィアがいてノミ行為を堂々と行っている。摘発されたとはタイの歴史の中で一度も聞いたことがない。
その次、政府公認のギャンブル。それは宝くじ。タイの国民のベストセラーであろう。どんな商品も敵わない。町にはこの宝くじを売るお姉さんオバサンが木箱を持って歩いて廻っている。何を売っているのかと始め思ったが、その木箱を開いて納得。全てのクジの番号が整然と分かるように並べてある。一ヶ月に二回抽選が行われ1日と16日が発表日だ。みんな当選番号の書いた新聞を持って自分の宝くじと睨めっこをしている。有力なファミリーを持たない人、強いコネクションを持たない人にとって宝くじで一発当てて、今の生活からより良い生活に抜け出す「宝くじ」はそのノアの方舟なのだ。あの人から買うと良く当たる。あそこのお寺の坊さんにお布施をして占ってもらうと当選番号を教えてくれる。などという愚にもつかない話が蔓延する。前に走っている車の番号が何番だったとか。夢でお告げを受けたとか。最後には木の幹の模様が何番に見えた・・・という過熱ぶり。どこの国でも、いやはや同じですなあ。一枚80バーツのものと90バーツのものがあり、下二桁が当たると8000バーツになる。








