死体オンパレード
死体オンパレード
タイのテレビを見ていると男女の濡れ場のキスシーンやベットシーンが少なく、そろそろ始まるなと思ってみているとカット。全く欲求不満である。勿論ポルノ映画は無いし、外国からの輸入映画はそこの部分はカットしてオンエアーされる。何でも裏に回れば有るのがこの国、ラブホテルなどで外国物の密輸入品のポルノ映画を館内だけで放映している。
タイの中年の男に聞くと、どこからかダビング物を買ってきて仲間数人と家で見ているのだそうです。ダビングして出回っている物の中にでも日本の物が人気で、そのものズバリの物、局部はボカしてある物、色々有る中でもやはり裏ビデオが好まれているようです。この面においても日本人の女性はタイ人の憧れの的のようです。
もうひとつ日本と違って面白いのはタバコを吸うシーンがボカされているのです。香港や韓国のドラマなどが家庭用に輸入されているのですがタバコを吸うシーンになると口元がボカされ俳優の顔のイメージが分からなくなります。これは欲求不満に陥りませんが、そこまでする必要が有るのかと疑いたくなります。
その逆にニュース番組、これは必見。昔「世界猟奇物語」という映画がありましたが、そこの一部に出品したような場面が出て来ます。ヤクザと警察の銃撃戦の結果、射殺された人間の死体。どこがで誰かが刺されて死んだ、その死体。交通 事故で誰かが死んだ、その死体。全然警察は隠そうとしないばかりかどうぞ撮ってくれ、そのような意思さえ感じます。おそらく悪いことをするとこうなるぞ、危ない所に近づくな、交通ルールを守らないと死ぬぞ!というメッセージを乗せて、抑止効果 を狙っているのだと思います。
前にも少し紹介しましたが、タイの交通ルールのマナーの悪さは有名です。車は100km平気で出すし、モータサイも暴走族の予備軍は沢山います。運転免許制度から来る理由により、ドライバーの運転技術は幼稚です。隣に乗っている私のほうが怖くなって、床に足を突っ張ってしまう有り様です。ちょっとのことで死亡事故に繋がるのは目に見えています。
それに救急体制が不備で華僑系のボランティア報徳善堂という組織が警察や目撃者の通報を受けて現場に急行するのですが、何分かかるか分かりません。タイは非常に道路の舗装率が高く、日本と比べても遜色ありません。
広い国土に少ないボランティア、間に合うはずがありません。スピードの出る大きな道路、交通量の少ない田舎道、そこでは死体が、まだ生きているのでしょうか、頭から血を流して被害者が寝ころんでい ます。
そこを通りかかるとタイ人は興味深そうに「ターイ レオ」とか「パーイ レオ」(死んだ)と言っています。まず助からないのでしょう。生きていてもどこの誰かもわからない人をタイの病院は誰でも同じように手を尽くして手当てをしてくれるでしょうか。私にはどうもそうは思えないのです。
おわり








