進んだ?タイの医療技術 パート1

『進んだ?タイの医療技術』

私はタイの社会保険に加入していて何かあった時にはそこに駆け込むと日本のように100バーツ位だったか支払えば診察してもらって薬までくれる。けど、加入して3年になるが行った事がない。なぜかと言うと、病院が指定されていて勤務地の近くに限られている。行った人に聞くと、混んでいて手続きが複雑で不親切だと言う。

まず申込んで1時間待ち、診察をしてもらったら料金を払って薬を買う、その薬を持ってまた処置室へ、そして注射なり処置をするそうだ。要する時間は3時間。日本では何とも感じないだろうがタイでは外国人はこれでは行かない。予約なしで行っても30分以内に出て来て診察し、冗談のひとつも言って患者を帰すようではないと勤まらない。私のかかりつけの病院はパタヤの町の中にあって、英語が通じる。

24時間営業で、何時に行っても30分以上待たせる事はない。保険は効かないが、日本の病院の初診料と同じような料金で高いと思わない。手術や入院となるとかなり高いらしい。

この前、私の友人が遊びに来て下痢を起こし診察して貰ったら雑菌による大腸炎という診断が下った。点滴開始、生理食塩水と抗生物質。2泊3日してやっと退院の許可が出た。費用を支払いに行くと2万バーツ(約6万円)高い。

こんな事もあった

ナイフで革を切っていたらちょっとした弾みで左人さし指の先を3センチ程深く切ってしまった。かなり激しく血が流れたので指先をゴムで縛り上げて病院へ向かった。夜の10時ごろであったろうか、いつもの病院に車でかけつけた。宿直担当の医者が出て来て看護士に直ぐ縫合を命じる。

患部に痲酔液をたらし、神経を麻痺させる。いよいよ目の前で縫合が始まる。丁度魚釣りの針みたいなものに糸がついている。看護士は手つき良く7針縫った。見事なものだった。本当の事を言うと、私は日本で血液検査で血液を採る時に看護婦が血管を突き抜けて針を刺した為に貧血を起こし、血圧が低下して気を失った事が有る。以来、日本で注射をするというと全て断わっている。

日本で友人が入院しているので見舞いに行ったら、丁度その時に血液検査の為に採血するという現場に出くわした。失敗しなければいいなと思っていたら3回やっても駄目で4回目にやっと必要な量の血液がとれた。あーこわ。

そんな訳で縫合が終わったあとで化膿止めの注射を打つ、と言われた時にはどうしようかと思ったが仕方がないと観念してベッドに横たわった。背中に冷や汗をかいている。注射恐怖症。でもここの看護婦は注射が上手かった。どこで下手か上手かと患者ははんだんするのかというと、よく聞いておけよヘボ医者、バカ看護婦!

針を何回も出したり入れたり刺さない事。針を刺す前に痛くない様に刺す所をよくマッサージして皮膚の感覚をなくす事。挿入する時は静かに入れよ。この手術、処置に要した時間は1時間、費用は250バーツ也。

先月、日本で虫歯に詰めた物が取れてしまって病院の前を通りかかったので寄ってみた。昼時で休憩中かと思ったが、かかりつけ病院で何とかしてくれるのではないかという期待をもって受付けに名前を告げた。少し待てるかと言うので何分待つのかと聞くと30分と言う。それならOKだ。しばらくすると歯科担当の受付嬢が現れ診察室に案内してくれた。医者は女医で中々愛想が良く、ハキハキしていたが美人ではなかった。それはどうでも良い。

何を歯に詰めるかと聞くのでわからないと言うと、色々説明してくれたが良くわからない。アマルガムというのがひとつで、もうひとつ何とかというのがあると言っていた。親知らずの歯に詰める物だから安いので良いよと言ったら、それではアマルガムに決定ね。

診察は30分で終わった。いつまた来ればいいのかと聞いたら、もう来る必要はないと言う。エー!?日本では少なくても削って、歯形を作って、はめ込むまでに3回は来なければならない。それが30分で終わりか。それで料金はいくら?診察料、材料費ともで800バーツ。保険は有る?何の保険、海外旅行疾病保険。ないよそんなもの、だってここに住んでいるんだから。じゃ800バーツね。(日本円で2400円)。現在もその詰めた物は取れる気配はない。取れたらまた行けばいいや。保険がなくても2400円、診察時間は30分。では日本の歯医者はなにをやってるんだ!

私は日本では薬(町薬)を一切買わない。効かないからだ。余りにも副作用を恐れるあまり効果が弱いように調合してある。薬は化学物質だ。体に良い訳がない。化学物質、そのものは毒である。毒を以て毒を制するのが西洋医学であり、化学薬品はその代表選手である。

東洋医学の漢方は天然の動植物を素材にして作られていて、その素材は決して毒ではない。それらを利用して人間の基礎免疫力を高めて病気を防ぐという考え方で根本的に西洋医学とは異なる。だから効き目に時間がかかる。効かない薬をめちゃくちゃ高い値段で売るのは詐欺だ!始めから能書きに「効かないでしょう」「効かない事もある」「効かないと思う」と書いておけ。

タイでは薬は殆ど輸入だ。でも日本の薬は見た事がない。(医薬品、町薬)とも。輸入の大部分はドイツとアメリカである。と言う事はドイツとアメリカは副作用を恐れずに効く薬を作っているということになる。

タイ人の中には医者に行くお金がなくて薬局で薬を買って病気を直す、という人がいる。もし、なけなしのお金で薬を買って効かなかったらどうなります?その薬局には誰も薬を買いに行かなくなります。だから効く薬、とにかく良く効く薬を店頭に並べて置かないとその店は潰れてしまうのです。

日本では始めから、効くなんて飲む人が期待していない。飲む方が飲まないより良いだろう。。。これが一般的感覚ですよ。効く薬は病院に行って貰え、などという言葉も出て来てしまう始末。本当に病院に行けば効く薬をくれるのかな。。。?

パート2に続く