パタヤで出会った日本帰りの女

番外偏:日本帰りの女

パタヤの町の中をブラついていると時々日本語で声をかけられる。

「いらっしゃい、寄って行ってよ。」

相手は私が日本人である事を一目で分かるのだ。パタヤでは余り日本語はメジャーな言語には入らない。むしろ韓国語の方が現在は商売をする上では重要な言語だ。

「日本人と分かるのかい。」

そんなことすぐ分かるわよ。」

「日本にいたのか。」

「ええ4年。」

「あそう。どこに?」

「宇都宮、それから土浦。」

アオカン(×××の事)か ウフフ。暇なので腰を下ろす。

「どうして帰って来た。」

「捕まったの、二週間で返してくれた。日本のトーモー(入管)優しい。泊まる所も奇麗だし、食事も美味しい。」

「随分とお金溜めたんだろう。」

「全然。だって日本に行く時に300万円借金するんだから。」

「そんなものすぐ返せるだろう。」

「うん、私は6ヶ月で返した。」

ほお、すごいな。きっと売れっ子だったんだろう。エヘへ。

「それから3年半もあったんだから沢山溜まっただろうに。」

「お金が溜まったらタイの田舎に送っていたの。」

捕まって帰ってみると、そんなお金どこにもな かった。奇麗サッパリ、親類家族が使ってしまっちゃたってワケ。

「もしお金が残っていたら、こんなところで働いているワケないじゃないのよ。」

「それもそうだな。」

こんなたわいもない話が続く。

「お兄さんパタヤにいるの?観光、それとも...。」

「それとも何だい。」

「日本から逃げてるの。」

「イイヤ仕事さ。」

「仕事何。」

「女の仕事さ。」

「あ、分かった。女衒(ゼゲン)ね。」

「ハハハ、君、女衒という言葉知っているの。」

「エエ、私を日本に連れって行った人、女衒だって言ってたから。ネエ、私、もう一度女衒してくれないかしら。」

分かったような、分からないような昔の日本語を間違って使っている。

「名前は何というの。」

「美和。」

「そう、いい名前だね。」

「本当にそう思ってくれる。嬉しい。ところで今日、女欲しくないの。」

流し目で見る、色っぽい。

「別に。」

「ネエ、私買ってくれないかしら。サービスするから。」

「どんなサービスだい。」

「私フェラ上手いの。」

「本当かい。」

「任しておいて。」

「ショートだけども良いかい。」

「私もその方が良い。」

「分かった。」

何とも簡単な男女のアッケラカンとした会話。 モーテルに向かう。

「私、この町来たばかりで良く分からないの。」

「心配するなよ。」

シャワーを浴びて、お互いにタオルを巻いただけのあわらな姿になった。さっそく美和のフェラが始まる。フェラの上手い女はタダ逸物を口に含むだけではない。口に含んで逸物を吸い込み喉元深く入れ、口の中を真空状態にする。それから、そのままの状態で唇、舌、歯、を使ってピストン運動をする。確かに美和はフェラが上手い。10分程しごかれていると、頭にカッと血が上がるのが分かり熱くなる。そろそろ頂点である。

イキそうだと美和に言うと。出しても良いと言う。ちょっと待った。肝心要の方を味見もしないで終わってしまったら、もったいないではないか。美和の顔を押し退けて息子を外界の空気にさらし、ほとぼりを冷ます。その間、美和の股間や乳首を愛撫して谷間に潤いが溜まるのを待つ。

8合目から5合目位に意識は下がって来た。美和は今度は舌を入れて来た、ディープキッス。唇がフェラと同じように口内に絡み付く。キスもとても上手い。入れたいという私の上に座り女上位の形を取った。息子を握り自分の谷間にあてがう。美和の体温が亀頭に伝わる。カッーという温かさだ。

こちらの方は締まりが良い訳でもないし、特別な物を持っている訳でも無ければテクニックが有る訳でも無い。そしてまた8合目まで来たので、美和の口内に息子を戻しフィニッシュに向かった。おお神よ。許し給まえ。暫く、息をお互いにハアハアさせながらベットに横たわっていた。美和は私の愛液を飲んでしまったのか、口の中には無いようだ。大した女だこれは。

またシャワー浴び、部屋を出る段になって、いくらくれるの聞いてきた。

「相場は500バーツだが美和は特別サービスが良かったから1000バーツあげるよ。だってお金ないんだろう。」

「そうなのよ、部屋代を払わなければ追い出されそうなのよ。」

と本心を吐露した。

私の知っている日本で働いていてタイに帰って来て、パタヤで働いているという女性を美和以外に3人知っている。3人とも多少の違いは有れ大同小異だ。

福岡に日本人の男性と内縁関係にあり14年生活したという洋子。上田に売られて行ってスナック売春をしていて、長野オリンピックがある為に一斉検挙で捕まって帰ってきたというすみれ。山梨の石和温泉でストリッパーとして働いていた綾子。お客が求めればマナ板ショーをやったそうだ。皆んな自分の恥、となることを平気で明るく話す。そして皆んなできればもう一度日本に行って稼ぎたいと言う。日本は良い国、温泉大好きと語る。

彼女達に幸あれ。

おわり